| EPISODE1 旅立ちのとき | 2002年11号 | ||
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表紙&巻頭カラー45ページ。 子供の頃からの夢「宇宙飛行士」になるために、トップアイドルを辞めた元・IGARASHI米良君は、アイドルだった頃のがよかったと彼女から振られる。TVのバレンタイン中継でIGARASHIの人気振りを見ては、自らチョコレートを買い占めて「IGARASHI辞めるんじゃなかったぁぁぁ!!!」と号泣してみたり。偶然その場に居合わせたイブニングガールの小牧から、米良君に憧れて芸能界に入り、夢を追いかけてる米良君が好きだと告白される。宇宙開発事業団(NASDA)で、直属の上司に小牧とのことを話す米良。アイドルのIGARASHIよりも、日本製のスペースシャトルで初めて宇宙に行く男となる自分の方が上だと語るが、テレビを着けたら、IGARASHIが日本製のスペースシャトルのパイロットに選ばれたことを発表する緊急記者会見がやっていた。IGARASHIの搭乗するスペースシャトル「FUJIYAMA」は、特に訓練を必要としないと聞き、IGARASHIを辞めてまでの自分の今までの血の滲むような訓練は何だったのかと号泣。IGARASHI宇宙出発の日、FUJIYAMAの中には何故か米良がいて……。 予告を見て、ギャグなのかシリアスなのか予想しつつ楽しみにしていましたが、第1話を見る限り、今後シリアスな展開を想像できないほどの飛ばしっぷりでした(まぁ『うぐいす』も1話目はギャグでしたが)。 3ページ目の「皆様は覚えているだろうか!!? 昔IGARASHIが6人組だったことを!! …(中略)… 子供の頃からの夢「宇宙飛行士になるためにトップアイドルを辞めた米良君を!!!」から、次のページを開いての<この物語はフィクションであり実在の人物・団体名等とは一切関係ありません>の流れに笑ってしまい、この先の展開に期待したのですが、読み進めるごとに些か不安になってきてしまいました。これって短期集中連載ではなく、長期連載を狙ってのものなのよね…?主人公が、夢のためにトップアイドルグループを脱退した元アイドルという設定だけならともかく、次週からは、トップアイドル5人組とその元メンバーの6人が狭いスペースシャトルの中で繰り広げる話になるかと思うと、モデルとなったグループの事務所からクレームが付かないのかと心配になってきてしまいます。米良君は典型的な木多漫画の主人公キャラで、名前と設定だけが似ているだけなので、森君とは切り離して読めるのですが、はたして後の5人のことを、モデルとは別物として――モデルがあることを忘れさせるぐらいの魅力的なキャラとして読めるかどうか、次週からが気がかりです。冒頭の6人組のIGARASHIの紹介のコマでは、米良以外モデルそのままの似顔絵を描き、以降は微妙にデフォルメされ似顔絵ではなくなったIGARASHIの5人(菅野隊員とコム太君はまだアレだけれど)を描いた木多先生のことだもの!きっと大丈夫さ! SMAP脱退した現在の森君が成功しているからこそ、ギャグに出来るけれど、そうでなかったらキツイわなぁ…(ex.小ネタの人たち)。 それにしても、ジャニーズドラマ化をお得意とするマガジンで、よくこんなネタが通ったもんだなぁ…。関係ないですがリスペクター松田洋子が、『噂の真相』インタビューで「ジャニーズとバーニングだけはネタにするなと釘を刺されました」とコメントしていたのを思い出しました。大丈夫かなぁ…。 前作『泣くようぐいす』が始まった頃、「『幕張』最終巻のおまけページで、連載終了の本当の理由を巨大うんこが流すことが出来なかったからだと描いた木多康昭が、ライバル宅に侵入し、巨大うんこを残すというところで初回が終わった漫画で帰って来た!」と書いたのは誰でしたっけ?(この中にはないわよね?そんな書評を当時読んだ記憶があるのだが、思い出せない…) 今回も、主人公がその場で排泄したうんこを投げるシーンが。そして先述の書評を書いた人だったら、「『幕張』最終巻の描き下ろしで漫☆画太郎のパロディを描いた木多康昭が、3作目の初回でも画太郎のパロディを」云々思うのかしら?嫌だな、そんなに『幕張』を引きずってたら。 相変わらずダサ目で太めなヒロインが登場。いつも通り。チョコレ―ト売り場の女店員のかわいらしさに、てっきり男の子かと思ってみたり。 そういや『うぐいす』でもコブラネタがあったなー。 表紙を初め見た時、「地味!1年4ヶ月振りの新連載だというのに!!」なんて思ったものですが、ずっと見ているるうちに、これはこれで素敵!と思ってきました。でもまだどうなってる状態なのかよくわかっていませんが。左手にFUJIYAMAの模型を持ち、右手はトレパンダのぬいぐるみを抱えているの?それとも持っているの?これはトレパンダでいいの?またトレパンダが出てくるの?う〜ん…。 主人公に母性本能を刺激されたり萌えたりしていない自分に気付き、初めて木多作品を冷静に読めるんだなぁと感じました。 一番好きな漫画家の待望の新作だというのに、かなり冷めた目で見ているのは私が大人になったせいかしら。予告の1カットを見ただけでテンション上げすぎて、実際に新連載発売日以降は落ち着いてしまったようです。早売り買って即効感想書いたら、大絶賛な信者っぷりを発揮できたのかしら?日数置いて落ち着いてることが悔やまれます。いや、どっちにしても、低いテンションだったことは変わらないかもですが。 下の感想を見て思い出したのですが、そういうや水曜に中吊りチェックをしなかったなぁ。数車両をチェックする気満々だったのですが、すっかり忘れていました。山手線の私が乗った車両には無かったし、きっと無かったんだろうなぁ…。 最近は月刊誌や季刊の増刊号ばかりを楽しみにしていたため、もう1週間後には大好きな漫画家の新作(第2話)が読めるということが夢のようです。(毎週ジャンプとバンチその他を読んでるけど、それは別として) 次週第2話は45ページ!! 楽しみー!
(2002/2/15) | |||
| 第0話(予告) | 2002年10号 | |
奇しくも、木多先生の連載デビュー作『幕張』が始まったのが今からちょうど6年前(もうそんな経つんだ?!)、1996年の11号でした。1995年の週刊少年ジャンプ増刊「Summer Special」掲載『仮面の告白』でデビューした木多先生は、その年の12月に第43回赤塚賞佳作を受賞し(受賞作『海に生くる人々』はジャンプ増刊に掲載)、その1ヵ月半後にジャンプ本誌で『幕張』の連載が始まりました。デビューから半年、2大賞受賞から2ヶ月での連載開始は、おそらく最速のはずです(私が覚えてる限りでは)。「俺は自由だ!!」のコメントを残し、衝撃の最終回で終わった『幕張』の後、なかなか新作を発表しない氏はこのまま「消えた漫画家」になるのだろうかとも危惧されましたが、1年8ヵ月後になんとジャンプのライバル誌・週刊少年マガジンで突然の連載開始。出版社を移しての2作目『泣くようぐいす』も、主人公逮捕というメチャクチャな、でも非常に面白い最終回を迎え、今後も木多先生はこのままマガジンで描けるのだろうかと氏の動向に注目されました。『泣くようぐいす』終了の4ヵ月後に、同じく講談社の「Hot-Dog PRESS」誌にてオールカラー2ページの『クラッカーJoe』が掲載され、ホッとしたのも束の間、それから1年、誌面に全く登場しませんでした。その木多先生が、いよいよ復活します!まさに満を持しての登場です。やったー!!!! 先週発売された漫画情報誌「ぱふ」3月号にて、新連載のタイトル「代表人」と連載開始号が発表されました。また野球漫画なのか、舞台はまた幕張なのだろうか、色々予想をしつつ、予告の掲載されるマガジン10号の発売を楽しみにしていました。 予告を見る限り、どうやら今度は宇宙飛行士の物語のようです!!! 宇宙服を着用し、髪の毛を立てた短髪の青年(少年?)が右手にメットを持ち、左手親指を突き立てています。右眉を少ししかめていて、かっこいいー!! 木多先生の絵って大好き!ということを再確認。 デビュー前の投稿作から野球漫画を描いていらした木多先生、新ジャンルにチャレンジで、新境地開拓のようです!わーい!! <宇宙時代のサバイバルゲーム>ということは、舞台は宇宙なのでしょうか。そして<この感性に、時代がようやく追いつくか!?>だなんて、失礼ですよ!! 『幕張』の大ヒットがあったというのに!…でもまぁ『泣くようぐいす』はマガジン読者の大多数からウケなかったからこそ、物語中途での連載終了となったのだろうし、こんなこと書かれちゃうのは仕方ないのかも…。今回こそは、途中で終わることなく、連載が続いて欲しい!マガジン読者からウケる物を!そして『幕張』でも『うぐいす』でも成し得なかった「連載100回」を迎えて欲しい!(気が早いな…) 『泣くようぐいす』の連載開始は、マガジン発売日のキオスクで『うぐいす』が表紙のマガジンを見て、「あ、新連載始まるんだ…。こういう絵って好きだなぁ〜。何て人が描いてんだろ?…え!木多康昭って『幕張』の?! 何でマガジンにいるの?!」といった感じで知った私は、『うぐいす』連載告知の予告カットを見ていないので、今回はちゃんと予告カットから楽しめたことがとても嬉しいです。新連載開始号の発売日とその前日は、少年マガジンの中吊りが登場しないか電車内をチェックするつもりです。(『うぐいす』が開始の時に中吊りがあったという噂を耳にしたことがありますが、確認していません。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください!) 私の一番好きな漫画家は木多康昭先生だと改めて感じています。『幕張』に出会わなかったら、ホームページなんて絶対に作ってないだろうし、下手したらインターネット自体あまりしていないかもしれません。少年漫画なんてとっくに卒業して、漫画自体そんなに読まなかったことだろうと思います(「そんなに」と言っても、読まない人よりかは読むけど、漫画読みと呼ぶほどは読まないという程度で。そりゃ漫画は好きなので、全く読まないということは無かったでしょうが…)。 もうこの予告カット1ページだけでお腹一杯です。1年4ヶ月振り、木多先生の連載3作目『代表人』の連載開始まであと1週間です。 (因みに読みは「だいひょうびと」だそうです。ずっと「だいひょうにん」だと思っていました) (2002/2/5) | ||