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| 獲得点数3位までの3作品に喝!! これからに期待して愛のムチ入れちゃる!! | |
| 清志郎もグッドを指摘だ!! ここはいいぞ! もっと伸ばして!! | 晴矢の問答無用チェック!! 一切手加減なし! 悪いところは全て突く!! |
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ハイテンションが凄い!! キャラが出てくるたびに、全力でその特徴を出そうとするその粘着力が、この作品の笑いの源なんだ! いつ何が起こるかわからない期待の大きさ=ワクワクする気持ちを、ず〜っと読者に持たせつづけるテンションの高さは見習うべきだよ!! やっぱり情熱が大事!! |
作品の狙いに合った絵柄を追求するんだ!! 熱い作品なのは認めるけど、それに比べて絵の方にどうもノッてゆけないのが気になる!! 女教師が女の色香で敵チームの監督を惑わす右のような場面も、絵がギコチないから効果が薄れちまってるのじゃ!! 狙いに合った絵柄を求めてこれからは、そっちの方向でハイテンションに取り組んでくれっ!! |
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『夜明け前』がホップ☆ステップ賞(以下H☆S賞)の特別賞を受賞した時のH☆S賞結果発表記事を探している途中で、偶然この記事を見つけました。 『仮面の告白』と『海に生くる人々』は、雑誌発表時にそれぞれ「第○回 ○○賞佳作」と書いてあったので、選考結果発表記事の載ったジャンプの号数の見当がつきやすかったのですが、『夜明け前』は雑誌には発表されず、JC「ホップ☆ステップ賞SELECTION」16巻のみの掲載だったので、いつ頃H☆S賞特別賞を受賞したのかわからなかったのです。 「H☆S賞SELECTION」もJCDX「めざせ!漫画家 手塚・赤塚賞受賞作品集」のように、受賞時期が記載されていたらよかったのに。「H☆S賞SELECTION」は「94年〜95年」などと大まかな時期しか書いていなく、掲載作品の受賞回がわかりにくいのです。 「H☆S賞SELECTION」16巻と17巻の木多先生の自己紹介ページの「マンガ賞受賞歴」欄に、<H・S 特別賞×2 佳作 『幕張』5巻の柱コメントに<それにあの頃はやくて半年で31ページだったのに>とあるので、『仮面の告白』(95年3月期H☆S賞佳作)の半年前の94年9月期から、準に遡り調べていくことにしました。 調査場所は例によって、国会図書館雑誌館です。「知り合いに会いませんように!!」と祈りながら、ジャンプを4冊ずつ閲覧請求。 なかなか見つかりません。それもそのはず、『仮面の告白』が審査員特別賞を受賞したのは94年の10月期なんですから。10月期から調べればよかったのに!! 「半年以内で描けるはずがない」(失礼)と思い込んでいるため、10月期に戻って探すことはせず、9→8→7→6→と、古い方へと探していました。この辺りは、現在有名になった人もなかなかいなく(三好直人とかいたけど、あんまり興味ないし)、つまらない作業でした。 いいかげん探すのに飽きてきた時、94年2月期の結果発表記事を開くと、左側上半ページに<惜しみなく愛はうばふ 木多康昭(24)千葉県>とあったのでたまげました。 なんか桜井ちゃんみたいな女の子の絵が大きくあるし! 桜井ちゃんみたいっつーか、あらすじを読むと、桜井ちゃんが主人公だわ! 絶対フルネームは桜井美保なんだろうなぁ。しかも野球漫画だ!! おおっ!! 桜井ちゃんが甲子園目指すのかぁ! わぁ! 2段ぶち抜きで1ページに大きくピッチャーが投げてるシーンが見えます。打ってるところも見えます。どうやらそのシーンは9回っぽいです。カットが小さいので、吹き出しの中の文字は潰れててほとんど見えないのですが、かろうじて「試合の方は吉崎が桜井監督の○○○○○の○○○○○○いた」「そして0対0のまま○○はすすんでいった」「しかし幕張○○○○の吉崎○の○○○○○しかヒットがでていません」というのが読めます(○は潰れてて判読不明の字)。 あらん! 吉崎ピッチャーなの?塩田君じゃないの?それとも打ってるのが吉崎?このマンガに塩田君は登場するのかしら。うわー、塩田君以外が主人公の木多先生のマンガかぁ…!!いいなぁ…!!(あ、主人公は桜井ちゃんか) そしてやっぱり高校は幕張なのね(字が潰れててよく見えなかったけどたぶんあの字は”幕張”。”幕張高校”もしくは”幕張○○高校”のよう。)。 この94年2月期H☆S賞は佳作が出なく、最高得点の21点を獲得した薮口黒子(20)北海道の『SLAYERS』が「H☆S賞SELECTION」14巻に掲載されました。しかもその14巻には、藪口黒子さんの作品はもう1作(『デレク』)収録されています。1冊に2作品も収録。いいなー。「H☆S賞SELECTION」に1冊に2作品も掲載されたのは彼女だけです。別の巻で計2回掲載された人だったら何人かいますが(山根和俊・もとにもとい・新美聡・山川かおり・木多先生)。藪口黒子さんはその後、第48回(94年下期)手塚賞準入選を果たし、増刊にも何回か載りました。(北海道の女性って漫画家目指す人が多いなぁとか思うのですが、ただ単に土地が広くて他県より人口が多いからなんだろうなぁ。いや、北海道の人口とか知らないけどさ。あと寒いからインドアな趣味を持ちやすいとか? 北国に偏見持ちすぎ) 木多先生は20点で2位。3位の人は19点でした。この3作品は、3ページ目で『BOY』の晴矢と清志郎に、良い点と今後の課題をチェックされています(チェック項目は↑に)。 長所・短所それぞれ2カット掲載されています。嫌がる桜井ちゃんににじり寄る、下半身まるだしで小脇にティッシュ(エリエール)を抱えた角刈り 眼鏡の男(背番号13)が見えます(奈良か?!)。<絵がギコチない>と晴矢に注意されちゃってる場面では、バニーガール姿の桜井ちゃん(髪はストレートロング)が。やったじゃん、叶親。 藪口黒子さんが別の月に投稿してくれていたら、木多先生が一位だったのに。そしたら「H☆S賞SELECTION」14巻にこの『惜しみなく愛はうばふ』が収録されたのに。残念!! って、そんなこと考えても仕方ないんですけれど。藪口黒子さん、上手いし面白いしなぁ。仕方ないかぁ。いやーん!でも木多先生の野球漫画(ちゃんと9回まで描いてるヤツ)が読みたかったわー。 それにしても、7年も前のこの作品が野球漫画だということに些か驚きました。 だって『幕張』以前の新人賞応募作の『夜明け前』『仮面の告白』『海に生くる人々』のどれも、野球の「や」の字も出てこないんですもの。『夜明け前』の塩田はサッカー部員だし。 木多先生、やっぱり野球漫画描きたっかのかしら…。 (こういうこと書くと、また”アンチ木多”のバッシングネタにされるのかなぁと危惧してしまいますが、この興奮を他の人にも伝えたくなってしまったんですもの。 木多先生のマンガがそんなに嫌いだったら、心酔系ファンページなんて見に来るなよ。そういう私も、気分悪くなるだけなんだから、アンチのページなんて熱心に見ることないのにね) 因みにタイトルは、有島武郎の「惜みなく愛は奪ふ」から(送り仮名に「し」は付きません。文庫本とかだと「惜みなく愛は奪う」)。 その題名よりも、<愛は自己への獲得である。愛は惜みなく奪うものだ。愛せられるものは奪われてはいるが、不思議なことに何物も奪われてはいない。然し愛するものは必ず奪っている。>という一節の方が有名かも。 有島武郎の方は確か初出から「惜みなく愛は奪ふ」という表記だったはず。そのまんま持って来るではなく、木多先生はちょっとタイトルを変えているようです。 「惜しみなく愛はうばふ」「夜明け前」「仮面の告白」「海に生くる人々」と、新人賞応募作はどれも文学作品からタイトルを付けていて、木多先生ってばもしや文学青年? 木多先生文学青年説ひそかに提唱中。 H☆S賞SELECTIONや2大賞作品集のプロフィールに載っている漫画賞受賞歴は以上の4つだけだけれど、それ以前のH☆S賞の最終候補に残ったことはあるのかしら。そしたら、それらもやっぱり文学作品からタイトルを付けてるのかしら? そんなあるのかどうかわからないものを探すために、H☆S賞選考結果記事を漁るのは気が遠くなるような作業だな。やらないけど。とか言って、昔、93年2月期から12月期まで調べたことがあります。最終候補には、水元昭嗣や堀井秀人や”かずはじめ”がちらほらといました。 (2001/5/19) |