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木多先生サイン会レポート
2000.1.22 丸善津田沼店



「木多先生のサイン会が開かれる!!」そのニュースを聞いた瞬間、心が躍ったよ!
だって木多先生は1番大好きな漫画家さんなんですもの!!
それが生で見れちゃう上に、サインまでもらえちゃうんだよ!ステキすぎ!!
こりゃ行くしかないっしょ!と、逸る気持ちを抑え、いざ津田沼へ。
そんな私の熱い気持ちをレポートに。
ってゆーか、ほぼ日記。わたくしのプライベートの記述もあり。
まぁ、これを読めば私の今回のサイン会における意気込みが伝わるでしょう。

まずは木多先生サイン会開催の一月前、真島ヒロサイン会の告知に遡る。



99年12月15日(水) 週刊少年マガジン2000年2・3号発売

真島ヒロ『RAVE』扉にて

KC第1巻大ヒット感謝!
ヒロくんのサイン会決定!!
(詳しくは作品の最後のお知らせを見てね!)


へっ?!サイン会ですと?!これって、そんなに人気あるのかー?!と訝しりながらも、
最終ページには1ページを使い、2巻発売とそのサイン会の告知が。

KC発売記念!
生ヒロに会える
サイン会”先着300名”やるよ!!

日時:12月19日(日)14:00〜16:00

さらに!サイン会終了後に豪華プレゼント抽選会もあるぞ!!

@真島先生直筆カラー原画(特別描き下ろし)2名
Aお宝グッズ復活!プルー”開運ぬいぐるみ”5名
Bプルー”やすらぎプチタオル”20名

場所:三省堂コミックステーション(渋谷)


うっわ〜。
サイン会かよ〜。
すっげ。
この人(真島ヒロ)ってホント、マガジンから気に入られてるんだなぁ、って感想。
だってサイン会だよ?!それってそんなポピュラーなものなのかなぁ?
なんか漫画家のサイン会って、エロ漫画家とかもしくは同人誌出身の漫画家がやるものってイメージなんだけど。
そんな間違ったイメージは、きっと中2の頃、神保町の書泉ブックマートにて鳥羽ナンチャラとかいう
オタク系の漫画家さん(女)のサイン会を見たせい。
いや、ありゃ凄まじかったわ。
友人と偶然その場に通りがかったんだけど、二人で唖然としちゃったもん。
サイン描いてる人も、長蛇の列をなしてる人も、今までお目にかかったことのないような・・(以下略)

閑話休題。
真島ヒロ。
そりゃ、ジャンプフェスタとかで漫画家のサイン会ってあるらしいけど、
少年誌の作家はやらないもんだと思い込んでた。だって週刊連載で忙しそうだし・・。

にしてもホント、マガジン編集部からの気に入られっぷりはすごいですね、真島ヒロ。
マガジンでも、よく巻頭カラーやセンターカラーやってるしね。
プルー(ドリル犬)のぬいぐるみまで作っちゃってるしね。
マガジンオフィシャルホームページでは、未公開カラーとか掲載してるしね。
なんか一押しみたいです。
人気あるのかなぁ。
一応、私も毎週『RAVE』読んでるけど、よくわからないです。
「剣と魔法のRPG」って感じ?ファンタジーってわけわかんないんだよ。
この連載が始まった頃、ネット上で、「『RAVE』はワンピースのパクリだ!!」って論争がはげしかったけど、
私にはよくわかりませんでした。
だってジャンプ読む時、『ワンピース』飛ばしてるんだもん。
『RAVE』しか読んでないんだもん。

とりあえず、この号のマガジン読んでの感想は、真島ヒロ(と、そのファン)が羨ましくてたまらなかったよ。
いいなーー。
木多先生もサイン会やってくれないかしら?
木多先生だって、鳴り物入りで連載始めたんだから、それぐらいやってくれてもいいじゃん、マガジン編集部。
いいな、いいなー。
・・ってふうに、ひたすら真島ヒロファン(いるのか?)を羨ましがってました。
あと「300人も集まるのか?!」とか。


99年12月19日(日) 真島ヒロサイン会

・・って、別に行ったわけじゃないですけどね。

とりあえず、この頃はまだネット上の『RAVE』批判が盛んでした。
(今は下火みたい。っていうか、「『ワンピース』よりも面白いじゃん!」って人も増えてきてるみたい)

だから、サイン会前日もネット上での『RAVE』バッシングが盛り上がってました。
「誰か行くヤツいねーのかよ?」
「あいつどんな顔してるのか、見たくねー?」
「じゃー、俺は『ワンピース』のコミックス持ってって、サインしてもらってくるぞ!」
「お、いいなー、それ。俺漏れも。」
「では、俺漏れも。」
「じゃぁ、サイン会会場でオフ会やらねー?」
「いいねー。」
「っていうか、あなたたち、サイン会行くためには、入場券として『RAVE』のコミックスを買わなくちゃいけないのよ。
 あのドリル犬の表紙を買う勇気があるの?」
「そうだ・・。基本的なことを忘れていたよ。」
そんなやりとりがありました。

結局、バッシング人の中で、サイン会に行った勇気ありはいなかったみたい。
みんな口先だけだった模様。(私も含む)

2000年1月12日(水) 週刊少年マガジン7号発売!

速報!!
単行本第1巻の爆発人気と
第2巻の発売(1月17日)を記念して
木多康昭先生のサイン会が決定!!

詳細は次号発表!!見逃すな!!

★第1巻の「登場キャラクター」も大反響!!
キミの考えたキャラクターで幕一ジャンパーを手に入れよう!!


なんですと?!!
木多先生もサイン会?!!

その号の『うぐいす』の扉で上のコピーを見た時は、心臓が止まるかと思ったよ、嬉しくって。
いやいや、大げさじゃないって!
だってほら、めっちゃファンなんだし。

いつもマガジンは、登校前に地元のコンビニで『うぐいす』だけを立ち読み、
放課後キオスクで購入し、帰宅して読むって感じ。
だってマンガなんて読んでるのバレたら恥ずかしいもの。
マンガとか読まないキャラで通してるから・・。
(↑でもきっとバレバレな模様。)

で、その日も当然、地元のコンビニ(JC)で立ち読んで、興奮。
サイン会するんだー。
超行きてーー!!
「詳細次号」?待ちきれないよ!!
だって来週の月曜には2巻出ちゃうじゃん!
サイン会の入場券としての2巻をもう1冊買わなくちゃじゃん!
もったいないじゃん!
・・でもたった400円なんだけどね。
よく考えたら、入場券としてみたら安いものでしょ。ってことに気付いたのはずっと後のこと。

その日は1日、サイン会のことで頭がいっぱい。
「早く来週にならないかなー。」

1月17日(月) 『泣くようぐいす』2巻発売

とうとうこの日が来ても、公式サイト(週刊少年マガジンオフィシャルホームページ)での
サイン会情報はなかったよ。
(まぁ、実際、水曜発売のマガジン8号と丸善店頭で、のみのサイン会告知でした。

こりゃ2巻を2冊買う羽目になりそうだな。
まぁ、いいか。コミックスを買うのを待つことなんて、できないもの!!
そりゃ、毎週欠かさずマガジンで読んでるし、それらを全て保存してるけど、
やっぱコミックスで通して読みたいじゃん!!
描き足しもあるかもしれないし、おまけページも気になるし、
「袖の赤裸々なコメント」も気になるよ!!ってことで、
学校がテスト中だっちゅーのに、朝、駅のキオスクで2巻を購入。

キオスクっつっても、駅構内のでっかい本屋のこと。
朝8時ぐらいからやってるのが嬉しい。
マンガコーナーに行ったら、『うぐいす』が平積みになってるよ!!
嬉しー!
いっぱい入荷されてる!
自分の好きなマンガが平積みになってると、嬉しくなるよね。
その本屋では友達がバイトしてるので、気付かれないように、こそこそと購入。

やりー!表紙は描き下ろし。

2巻で特筆すべきことは、第7話「今くんの素顔」冒頭3ページ描き下ろしかな。
いきなし、マガジン本誌にはなかったエピソードが加わってて、ビックリしたよ!
しかも超自然で、違和感なし。
たしかにこの方が、6話から7話への繋がりがすっきりしてるし、
単行本1冊全体のギャグとシリアスのバランスもよくなってる。

「涙で何も見えない」ってウロウロしてる、うぐいすがツボ。かわいい☆

1月19日(水) マガジン8号発売

単行本第2巻,発売記念!!

木多先生のサイン会を決行!!

場所:丸善(津田沼店)
      JR 津田沼駅南口下車徒歩1分
      千葉県習志野市谷津7−7−1 ザ・ブロック内2階
      電話 047−470−××××
日時:1月22日(土)14時から 先着200名様


やったー!!!
今週の土曜日か!!
バイト入れなくってよかった!!

例によって、朝登校前にコンビニで立ち読み。
いやー、前日の夜は興奮しちゃったよ。

家の近所のマンガ喫茶では、月曜にマガジンが陳列されるのだが、
そこには行かずに我慢した甲斐があったよ。

うーん、千葉かぁ。
谷津ってどこだよ?

千葉とは思いもよらず。
真島ヒロの時みたく、てっきり渋谷とかじゃなくても都内だと思っていたため、
少々焦った。
土地勘のないところで、ちゃんと行けるかなー?とか。
でも津田沼なら、家から40分ほどで行けるので、そんなに不安にはならず。
でも津田沼駅で降りるのなんて、初めてだ。
なんだか小旅行?のような気分でGO!


そしてこれはちょっと私のプライベートなことですが、サイン会の次の日の23日(日)には、
飲み会があるんです。昔好きだった人と1年振りに会える!!嬉しい。
2日続けていいことづくめじゃん!と浮かれてました。
1年前に片想いしてたドニーちゃん(仮名)に会えるし、木多先生にも会えるし、
いいことづくめ!
こりゃぁ、化粧にも気合入れなきゃな。

しかもそのドニーちゃん(仮名)、津田沼にお勤めなんです。
某量販店で販売員やってるんです。
友人がお仕事中のドニーちゃん(仮名)に会いに行ったって言ってたしな、私も行くべかな。
でもいまだに気があると思われちゃ恥ずかしい。彼のことなんてとっくに忘れたのに。
なんて考えながらも、「津田沼=ドニーちゃん(仮名)」なんて図式が頭の中に
できあがっていたのだから、まだ少し気持ちは残っていたのかもしれませんね。




因みにその日、帰宅してネットチェックしていたら、某掲示板でこんな書き込みを見たよ。

>それと、この前泣くようぐいすの2巻を買ったらサイン会の整理券を
>もらいました。22日の14:00から丸善津田沼店でやるそうです。

なんですと?!
整理券???
そんなもの配ってるの?!
まだ3日前じゃん!
しかもどうやら、月曜から配っていた模様。
ずるいよ!ずるいよ!!
千葉県民有利じゃん!
(↑そりゃ、地元民しか来ないと思ってるからだろうなぁ)

前日までに丸善津田沼店に電話して、店の開店時間と整理券配布時間を聞かなくっちゃ!
などと思っていたのだが、もう既に整理券を配っていたとは。
200人だし、大丈夫だろうけど、不安。
次の日、朝一で丸善に問い合わせることを決めた。
それにしても、マガジン発売前に整理券を配ってるだなんて、地元民が羨ましい。
フライングマガジン読んどけばよかった、って少し後悔。


因みにこのマガジン8号のラルク・アン・シエル表紙&巻頭グラビアに、
『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博の描いたラルクメンバー似顔絵が。
クレジットには「イラスト/YOSHIHIRO TOGASHI」とあるし、
この絵はどう見ても冨樫(←こう書くと弟のエロマンガ家だ。もしくは『魁!男塾』)でしょ。
たった4カットでちっちゃいのだけれど、ネット上で話題になった。
「集英社の専属契約には問題ないのか?!」とか。

1月20日(木) サイン会2日前

丸善津田沼店が開店した頃を見計らって、問い合わせのTEL。
整理券について聞いたら、予約ができるとのこと。
「何冊お買い求めになりますか?」
って、そりゃ1冊だよ!
同じもの、そう何冊もいらないって!!
(後で考えたら、遠くからはるばるやってくるんだから、友人の付き添いがあるかも、
 とか思ったのかもしれないなぁ、店員さん)

整理番号は113番。
サイン会、「先着200名」なんだから、もう半分切ってるじゃん!
あと87人しか入れないじゃん!
まだ2日前だよ。
当日来た人とかどうするのよ?って、ほんのり疑問。
(まぁ大丈夫でしたが)

早めに電話してよかった〜。と、一息。
ふう。


そうそう、タンタンからTEL。
「今度の土曜日、映画見に行こう」とのこと。
ダメだよ、土曜は木多先生のサイン会があるんだって!!・・と思いながらも、素直に言えず。
「あー、ごめん。土曜、予定あるんだぁ。」
「昼はー?みんなで美味しいもの食べに行こうよ!!」
「美味しいもの・・・食べたいけど、10時半ぐらいから予定があるの。野暮用なんだけど・・。」
「野暮用?」
「うん。野暮用。でも用事は2時からなんだけどね。」
「2時?そんなら昼大丈夫じゃん!行こうよ!」
「うーん、でも早めに行っときたいし・・」
「どこ行くの?」
「うーん・・。千葉?(←聞くな)」
「千葉ァ?!何でわざわざ・・」
「っつーか、津田沼。ドニーちゃん(仮名)とジャイのいるとこ。」
「津田沼?!津田沼で何があるの?」
「だから野暮用。」

口が裂けても、
「マンガ家のサイン会に行ってきます。」とは言えず。
だって恥ずかしいもん。
いや・・私がマンガ好きって知ってる友人なんだけどね。
それでも言えないってぐらい恥ずかしかった。
だって私、二十歳超えてるっちゅーのに。

そうそう、愛する「ジャイ」について。
ジャイはとってもキュートな女の子。
あだ名は、『ドラえもん』のジャイ子から。
絶対ジャイアンだと思っていたよ。なんとなく。背が高いから。
だけど、「お名前何ですか?」って聞いてみたら、
「ジャイ子です。」
って、とっても可愛らしく答えたから、ジャイ子から来ているらしい。
18の会の友人から紹介された。
「とっても可愛い子がいるんだよ!Qに絶対合うって!!」
とか言われていたように、一目で恋に落ちてしまったほどの愛らしさ。
背は170近くあって高いんだけど、つぶらな瞳でぬぼーっとしてて、とってもかわいいの!!
ちょっと天然。いつでもマイペース。
だけどスポーツ万能少女なの。そのギャップも好きなのかも。
津田沼在住。正確には海神。

そうそう、そのジャイだけど、数ヶ月後に『幕張』ファンだったことが判明。
高校の頃、クラスで回し読みしてたらしい。
やっぱり地元が舞台ってことで。
「あれ面白いよねー。」ってかわいらしい声で。
友人には、「『幕張』?ごめん。どこが面白いのかわからなかった」
とか言われるだけに、とっても嬉しかった。
いや〜ん、ジャイったら、気が合うじゃーん。


閑話休題。
ジャイにTELする。
「津田沼駅周辺で花屋さんってない?」
「うーん、あったような気がするけど、丸善の反対側だよ。
 でも何で丸善なんて行くの?わざわざ津田沼に来るの?」
「や、野暮用。」

「サイン会で渡すための花束を買うところを探してる」なんて言えない・・・。

1月22日(土) サイン会当日!!

いよいよ待ちに待ったサイン会、当日。
マンガ家のサイン会どころか、サイン会というもの自体、行くのは初めて。
楽しみ楽しみ。
それに一番大好きなマンガ家さんですもの。
そんな人に会えちゃうんだよ!素敵すぎ!!

張り切って11時ごろには津田沼に向かってるつもりが、寝坊しちゃったよ。
まぁいいや。1時間前に着けば大丈夫でしょ。
そうだ!お手紙!お手紙書こう!
と、ファンレターを書き出す私。
ファンレター書くのだって初めてだよ。
わたくしの『幕張』と『泣くようぐいす』に対する熱い思いを手紙にしたため、したため。

本日の格好→赤いタートルネックのニットに、牛柄のフェイクファーのスカート。
黒いロングブーツに、ベージュのスェードのコートに水色のマフラーにお気に入りのヴェルニのバッグ。
気合入ったフルメイク、で、いざ津田沼へ。GO!

支度に手間取った私は、ゆっくり花を買う時間もなくなってしまった。
こりゃ津田沼で花屋に行く時間は無さそうだ。
地元で購入するか、と駅前のスーパーの花売り場へ。
駅前のスーパーというのがまずかったのか、あんまりかわいいの売ってないよ。
なんかイメージと違う・・・。
仏壇用・・とまではいかないけど、渋谷とかの花屋さんとは違うなぁ・・。
でも店員さんをチラリと見たら、若くてかっこいいおにいちゃんだ。
何でこんな人が店番やってるの?と思いながらも、このおにーちゃんが見立ててくれるんなら
間違いないでしょ、と、勝手に思い、注文。
「30代の男性へのプレゼント用で、適当に見繕ってください。」
もちろん、「これとこれベースで・・」とかやったけどさぁ・・。
茶色い包装紙と青いリボンでラッピングしてもらった。
だけどあんまり気に入ってないよ、これ。あんまり・・・。

なんか花束を持つと嬉しくなってしまいますね。
別に男の子からもらったわけじゃなく、これから人に渡すヤツなんだけどさ。
でも花持って街歩くのはいい感じ。
うきうき、うきうき。

千葉方面の電車に乗り、しばらくしたら、
私よりも立派な花束を持った女性が乗り込んできた。
「まさか、この人も木多先生のサイン会へ??」
勝手にその女性をライバル視し、注目してみたが、その人は途中で降りちゃったよ。
早とちり☆
そうだね、木多先生ってそんなに有名人じゃないもんね。
私ったら、はりきりすぎ☆

津田沼駅の、丸善に一番近い出口に花屋を発見。っつっても露店だけど。
でも私の持ってる花よりも、かわいいのがいっぱいある・・・。
無理に地元で買わずに、現地調達にすればよかったかしら?と、こじゃんと後悔。
花束のことは、この後も延々と後悔が続きます。

会場には1時15分ほどに到着。
会場は丸善の2階。
1階入口に、サイン会告知のポスターとか貼ってあるよ。
『うぐいす』1巻の表紙が大きく入っていて、こんな感じ↓
『泣くようぐいす』第2巻(講談社刊)刊行記念
木多康昭先生サイン会
●1月22日(土)午後2時より
●丸善・津田沼店2F特設会場


『泣くようぐいす」第2巻、もしくは第1巻をお買い求めの方
先着200名さまにレジにて整理券配布中!

特設会場とやらに期待して、エスカレーターを上る。
急がなきゃ!急がなきゃ!
まずは整理券をもらいに行かなきゃ!
何やらエスカレーター入り口付近が気になるが、それどころじゃない!
レジへ直行。
予約していた『うぐいす』2巻を購入。
同じマンガを2冊買うだなんて、初めての経験。とほほー。
整理券(113番)を握りしめ、いざ特設会場へ!!

そうそう、会場にはこんなアナウンスが流れていました。

「本日、午後2時より丸善津田沼店2階特設会場にて、地元漫画家、木多康昭先生のサイン会を行います。
 2階、コミック売り場レジにて、講談社マガジンKC『泣くようぐいす』第2巻、
 もしくは第1巻をお買い求めのお客様に、整理券を配布しております。
 皆様ふるってご参加ください。」


こんなアナウンスが何回も流れていました。
何だー、私、予約までして張り切ることなかったじゃん、って気付来ました。

おや、会場の入口(ってゆーかエスカレーター付近)には何やら小学生がいっぱい。
ベンチに座って『うぐいす』を読んでる。
どうやら彼らも、サイン会に来た模様。時間つぶしをしているみたい。
入口付近には、丸テーブルがあり、その上には『うぐいす』1巻と2巻が大量に平積みに。
そして「『泣くようぐいす』1巻刊行記念 登場人物キャラクター募集」のPOPが。
そのPOPには、神戸みゆきチャンがキャンペーンガールらしく、
200名様に当たるという『泣くようぐいす』ジャンパーを着て写っています。
神戸みゆきチャンを知らない人へ。
 私の大好きなパイレーツの所属事務所・ルージュ《松本恵も所属していた》期待の新人です。
 ミュージカルで三代目セーラームーンを演じています。最近では、マネージャーと恋の逃避行しちゃった村田洋子の
 後釜で、「桃の天然水」のCMの「桃天三人娘」に新加入しました。左側の子です。)

みゆきチャン、この仕事をするに当たって『うぐいす』読んだのかなー?読んでねーだろうなー、なんて思いながら、
そのPOPに気持ちを奪われる。
超欲しー!
「泣くようぐいす」特製ジャンパーではなく、このPOPの方です。
・・・・ちょっぱっちゃおうかなぁ・・・・。でもそんなの犯罪です。もちろんそんなことしませんでした。
そのPOPを穴の空くほど見つめただけで、我慢しました。

神戸みゆきチャンのPOPをあきらめ、特設会場の方に目を移す。
「特設会場」というほどたいそうなものではありませんでした。
本屋の隅っこに、テーブルと椅子、そして入場者を整理するためのロープが貼ってあるだけ。
なーんだ。
並んでいるのは、1時15分で6、7人ほど。
なーんだ。はりきって開店から来なくてよかったよ。
1時間前で余裕じゃん。
先頭に陣取るのは、今時っぽい高校生の二人組。
あれあれ、普通の子もこういうサイン会なんて来るんだー。
オタクと小学生しか来ないもんだと思っていたよ。
待っている人々は皆、手に色紙を持っている。
あ!色紙用意してくるの忘れた!!花束にすっかり心を奪われていたよ!
でも大丈夫!この丸善津田沼店には、ユザワヤ津田沼店が併設されてるのです。
渋谷の「LOFT」と「西武」みたいな感じに、同じ建物の中にくっついてるの。
3階のユザワヤ色紙売り場へGO!
無事購入し、会場に戻ったら、もう10数人ほどが並んでました。
20人ぐらいいたかもしれない。

2時まで時間はまだまだある。
本を読みながら、時間が過ぎるのを待つ。
嬉しくってワクワクしちゃうねー。
化粧チェックをしてみたり。(←必要ない)

私の前に並ぶは、小学校中学年らしき二人組。
入口のベンチに腰を掛けていた子たちです。どうやら地元の子みたい。
彼らも、このサイン会を楽しみにしていた模様。
うふふー。こんな小ちゃなファンまでいるんですね。
彼らの会話を盗み聞き。
「おい、3巻の裏表紙って、絶対今君だよな。斉藤洋介みたいなヤツ」
「え?!何でだよ」
(私も不思議。何で??)
「だって1巻が背番号1のプロケンで、2巻が背番号2のアマケンだろ?
 3巻は絶対、3番の今君だって!」
「あ、ホントだ。じゃぁ、うぐいす出てくるの8巻かよ。それまで続くのかなー?」
最後のセリフにまぁ、失礼な!と思いながらも、気が付かなかったよ!裏表紙の背番号。
いや〜、何で裏表紙プロケンとアマケンなのかな?ってずっと疑問だったんだ。
ありがとう!小学生!!

「おい、お前、後ろの女見てみろよ。花束持ってやがるぜ」
「うわっ、ホントだ。すっげ。よっぽどのファンなんだろうな」
ってキミたち・・・。
声ぐらいもうちょっとひそめなよ。丸聞こえですよ。
少し恥ずかしいけれど、まぁいいや。教えてくれたし。



2時5分前になった。
緊張が高まる。
でもきっと、この会場内で緊張してるのって私ぐらい。
私の前には40人ほどがいるのだが、そのうち女性は1名。
後ろを振り返ってみると、階段まで列が伸びているので100人ぐらいは来ているようだが、
女性は数える程度しかいないよ。
女性ファンって少ないんだ―、と思いつつ、後日ネット上で木多先生の女性ファンは多いことを
知るのだが、その時はまだ気付かず。

2時ジャスト。
いよいよ木多先生の登場です。
・・って、この「サイン会レポート」って、ここからの記述で充分なんじゃ・・・ってちょっと思ってみたけど、
まぁ、いいや。ここまで書いちゃったんだし。私の日記ってことで。

木多先生は、はにかみながらいらっしゃいました。
「かわいらしいっ!」というのが第一印象。
30の男にかわいいはないだろう、とも思いますが、だってそう思ったんだもん。
以前見た、お写真の通りでした。
木多先生の顔写真は、『幕張』1・6・8巻と97年ジャンプ新年号の表紙で見ることができます。
(ジャンプ表紙は無理かもだけど、ネット上の「面白画像集」とかで見つけることができるかもしれません。
 私はそういうとこで見つけました。ホント、面白画像です。誰がって・・。)
木多先生は、白のハイネックの上に、黒の半袖パーカーみたいなのを重ね着してらっしゃいました。
下は覚えちょらんよー。

丸善の女性が、木多先生の机まで、ペットボトルの水と缶コーヒーを運びます。
ふーん。

どうやら、整理券一枚につき、サイン一枚を書いてもらえる模様。
早く私の番にならないかしら?とわくわく。

いよいよ私の番に。 花束とファンレターを渡し、色紙にうぐいすを描いてもらってから、一緒に写真を撮り、
握手してもらいました。嬉しかったです。えへへ。

そして抽選会。「会」ってほどでもないですが。抽選。 サインしてもらった人たちが、くじを引くんです。
景品は、幕一特製ジャンパーに、泣くようぐいすテレホンカード、
マガジン特製シール(マガジン連載漫画の絵柄の入ったシール1シート)の3点だったっけかなぁ?
あんまり覚えてないです。
何かもう少しあったかも。でも私の心が動かされないようなヤツでしたよ、きっと。
抽選コーナーには、背広を着た男の人が二人。
おそらく講談社の社員っぽい。この人たちが、担当編集者の藤枝さんと米村さんかねぇ、
とか思いながら、くじを引く。
はずれ。残念。
テレカ欲しかったなぁ。テレカのデザインは、マガジン公式サイトの、
「漫画家プロフィール」のコーナーで見ることができます。
このくじ引きでは、マガジンシールを中てた人がちらほらいました。

せっかく津田沼まで来たのに、このまま帰るのはもったいないので、
しばらく、サインしてもらってる人たちを見ていることにしました。
何故か先頭に並んでいた高校生二人組もずっと、帰らないでその場にいます。
私も真似ッ子して彼らの隣に陣取り、サイン会入場者チャックを始めました。

おやおや、何だか木多先生に「描けないよー」とか言われてる人がいました。
何かしら?何かしら??
抽選を引き終わったその人に、声を掛けてみました。
「こんにちはー。すいません、今見てたんですけれど、先生に「描けないよー」とか
 言われてましたよね?何をお願いしたんですか?」
(私、物怖じしない方なんですけれど、変なところで緊張してしまうクセがあるんです。
 知らない人に声掛けるのは全然平気。)
「あ・・・えっと・・・、蘇我を描いてください、って言ったんですけれど、・・・
 (中略 彼が結局、蘇我を描いてもらったかどうかは覚えていません。5ヶ月も前のことだしなぁ)
 ・・・でもホントは「ラブひな」描いてくださいって言うつもりだったんです。
 だけどそれはやめました。」
あなたそれ失礼です! 
「ラブひな」が好きそうなタイプの男の子でした。(←そっちこそ失礼だ)

定位置に戻り、またウォッチング開始。
トレーナーに描いてもらってる人(すげーな)や、奈良を描いてもらってる人がいました。
後日知ったことですが、「ザ・ワールド(DIOのスタンド)描いて下さい」って言った人もいたそうです。
失礼だよ・・・。

何やら、本屋の店員さんがトランシーバーでどこかとやり取りをしています。
どうやら、レジの整理券配布係と連絡を取ってる模様。
「もうストップして!」とか言ってる。
ふうん。
2時45分ぐらいから、休憩を取る予定だった模様。
「木多先生は、このまま休憩を取らずに続けるそうです」ってトランシーバーさん。
まぁ!木多先生、いい人だぁ☆

3時過ぎになり、私の隣で地べたに座っていた高校生男子二人が、
何やら木多先生のもとに駆け寄ったよ。
何??
どうやら彼らの友達の番になった模様。 その友達軍団と、彼らで木多先生を囲み、記念撮影をしている。
ああ、そうか。先頭に並んでいた彼らはカメラを忘れたため、
カメラを持っている友人が来るまで待っていたのか、と納得。
私ももう一枚ぐらい撮ればよかったよ・・・。
目的を果たした彼らは、その後すぐに帰って行きました。
私もいつまでも、この場にいるのもなんなんで、そろそろお暇をしますか・・・
と、移動開始。もう1時間もサイン会見てるしな。

帰りがけに、私のものよりずっと大きい花束を持ってる女性ファンを見ました。
女の子3人のグループです。真ん中にいる人がすんごいのを持っているの。
白いチューリップの花束で、うぐいす色の包装紙とピンクのリボンがかかっている。
か、かわいい・・・!
私のよりずっといい。
ってゆーか、私もあんな花束欲しいよ、いいなー。
彼女がサインしてもらうところを見てみたかったのですが、彼女の番が来るまでには
あと15分ほどかかりそうで、そんな時間までずっといるのも変なので、
あきらめて帰りました。

帰宅して、サイン色紙を壁に飾りました。
いい年して、漫画家のサインを後生大事に部屋に飾るだなんて・・・!って感じですが、
いいんです。だって大ファンなんですもの。
私の宝物です。



帰りがけに、ドニ―ちゃん(仮名)の勤め先を覗きに行こうかとも思ったけれど、
サイン色紙がカバンに入りきらなかったため、こんなものを持ったまま会いに行くこともできず
(だって、漫画家のサイン会のためにわざわざ津田沼くんだりまで来たことがバレちゃう!
 「友達の付き添い」ってウソぶくって手もあるが、そんな友達いるなんて思われたくない!!)、
まっすぐ家に帰りました。サイン色紙が汚れても困るしね。

因みに、次の日のドニ―ちゃん(仮名)との飲み会は企画倒れになりました。にんともかんとも。

(終わり)

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