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Last update : 2004/5/13
三枝まなおおなまだ絵美尾玉なみえ
Manao Mieda, Emi Onamada & Namie Odama
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『ビジネスジャンプ』にて、「スパル・たかし」連載中!

KCデラックス華倫変「デッド・トリック」(上)に、巻末解説掲載。
INDEX 1, こおろぎあぽじ「少年エスパーねじめ」......尾玉なみえ「少年エスパーねじめ」(WJ2001年46号)と同タイトルの作品を99年に発表した新人漫画家について
2, 三枝まなおとおなまだ絵美と尾玉なみえ......このページ 作品年表 (→尾玉なみえ作品リスト
3, おなまだ絵美「学生やくざ」「ルナルナ」......作品紹介
4, アフタヌーン四季賞'95年秋のコンテスト......受賞の言葉と総評も。
5, 三枝まなお「(仮)マスカレード学園」「はっするウエポン」......作品紹介 ⇒ヤングマガジン連載作品リスト
6, 三枝まなお/三枝愛生 巻末コメント集......「母の血糖値も少しさがると思います。」「『オナップ』と呼ばれてました。」
7, 三枝愛生「サティスファクション」他......三枝愛生デビュー作。



 前回、ビジネスジャンプ増刊「エクストラビ―ジャン」99年12月30日号に「少年エスパーねじめ」でデビューしたこおろぎあぽじという新人漫画家について紹介しました。「純情パイン」の尾玉なみえ先生の読切「少年エスパーねじめ」(週刊少年ジャンプ2001年46号)と同タイトルであるばかりか、酷似したキャラクターや設定、ストーリーの作品が2年も前に発表されていたということで話題になりました。

 さて今回紹介するのは、三枝まなお(みえだまなお)とおなまだ絵美(おなまだえみ)という新人漫画家です。
 二人とも95年から98年にかけて、講談社の漫画誌でいくつかの作品を発表しており、現在ではそのPNでは執筆活動をしていないようです。⇒作品年表
 三枝まなおは週刊ヤングマガジン97年17号から23号までの6週に渡って「(仮)マスカレード学園」を連載していたので、その名前を聞いたことのある人も多いでしょう。氏の復活を待つファンがネット上でも少なからずいるようなので、マニア人気も高いようです。「(仮)マスカレード学園」連載終了後は、ヤングマガジン98年20号に読切「はっするウエポン」を発表し、現在の絵にかなり近いその読切を発表した後は姿を見かけなくなりました。
 おなまだ絵美は、アフタヌーン四季賞'95年秋のコンテスト「学生やくざ」で佳作を受賞した当時23歳の大阪府出身の自称・男性です。選考結果発表と同じ号の月刊アフタヌーン95年12月号に、受賞作品が発表されました。その後はアフタヌーン99年4月号に読切「ルナルナ」を発表しました。こちらは現在の絵と作風にかなり近いです。
 私が把握しているのはこの4作品のみです。ここで紹介した以外の、三枝まなお氏とおなまだ絵美氏の作品をご存知の方はごメールもしくは掲示板にてご連絡いただけると嬉しいです。(※「三枝愛生」名義での4作品は判明いたしました。「おなまだ絵美」名義のものがまだあるようです)

 三枝まなおおなまだ絵美という、互いを逆さまから読んだペンネームを持った二人の新人漫画家は、偶然にも「純情パイン」の尾玉なみえ先生の名前ともアナグラムになっています(みえだまなお・おなまだえみ・おだまなみえ)。そういうことってあるものなのですね。などと白々しい書き出しですが、私はこの二人、もとい二つの名前は尾玉先生の昔のペンネームなのではないだろうかと疑っています。絵柄や作風、過去の巻末コメントから、限りなく黒に近いグレ―であると結論付けました。尾玉先生と同一人物でないにしても、こおろぎあぽじと絵が非常に似ているので彼とは同一人物の可能性は高いです。
 それでは私がそう考えた根拠について説明していきたいと思いますが、ここまで書いてきて、もしかしてこれは「純情パイン」ファンやコアな漫画読みだったら誰もが知っていることなのではないかとちょっと気になってきました。もしくは尾玉ファンが触れられたくないこととして、あえて誰も触れていないのかもしれません(荒木先生と宅八郎との対談を「無かったこと」にするJOJOファンみたく)。万が一そうでしたら、申し訳ない気持ちでいっぱいです。余計なこと書いてごめんなさい。

おなまだ絵美

←「学生やくざ」(アフタヌーン95年12月号)




↓「ルナルナ」(アフタヌーン99年4月号)より一部を抜粋
 ⇒作品紹介

三枝まなお
←「(仮)マスカレード学園」(週刊ヤングマガジン97年17号〜23号)全6回


↓「はっするウエポン」(週刊ヤングマガジン98年20号)より一部を抜粋
 ⇒作品紹介


年表  WANTED!! おなまだ絵美(もしくは、三枝まなお)の4コマを探しています。(→詳細/デイジーさん、ありがとうございます) 掲載誌、発表年などを覚えてらっしゃる方は、教えていただけると嬉しいです。(キバヤシさん、「にせ武蔵」情報をありがとうございます)
  三枝愛生 三枝まなおおなまだ絵美こおろぎあぽじ尾玉なみえ 
PLOFILE1972年6月1日生まれ 大阪府95年末の時点で、23歳(大阪府) 1979年6月1日生まれ B型 大阪府出身 PLOFILE
1995年 第182回 ヤングマガジン月間新人漫画賞入選(「サティスファクション」)
ヤングマガジン増刊「赤BUTA」No.2 「サティスファクション」掲載(32ページ)
ヤングマガジン50号・51号 「にせ武蔵」掲載(前後編 20ページ+23ページ)
ヤングマガジン増刊「赤BUTA」No.3 「SANZO」掲載(24ページ)
  アフタヌーン四季賞秋のコンテスト佳作受賞(「学生やくざ」)
アフタヌーン12月号「学生やくざ」掲載(8ページ)
   1995年
1996年 ヤングマガジン増刊「赤BUTA」No.4 「火星人 BY 火星人」掲載(24ページ)      1996年
1997年 ヤングマガジン17号〜23号「(仮)マスカレード学園」連載(全6回)    1997年
1998年  ヤングマガジン20号「はっするウエポン」掲載(20ページ)     1998年
1999年   アフタヌーン4月号「ルナルナ」掲載(6ページ) 第172回 月例BJ一旗コミック新人賞 奨励賞受賞(「少年エスパーねじめ」)
エクストラビ―ジャン99年12月30日号「少年エスパーねじめ」掲載(18ページ)
  1999年
2000年    第52回赤塚賞準入選受賞(「純情パイン」)
週刊少年ジャンプ27号「純情パイン」掲載
赤マルジャンプSummer「純情パイン」掲載
週刊少年ジャンプ47号「純情パイン」連載開始
2000年
2001年    週刊少年ジャンプ9号「純情パイン」連載終了(全13話)
週刊少年ジャンプ46号「少年エスパーねじめ」掲載
『GAG Special 2002』に「マコちゃんのリップクリーム」掲載
2001年
2002年    週刊少年ジャンプ13号〜33号「少年エスパーねじめ」連載(全20話) 2002年
2003年     週刊ヤングジャンプ11号「昆虫大作戦インセクトS」掲載
ビジネスジャンプ8号〜22号「アイドル地獄変」連載(全15話)
ウルトラジャンプ4月号「指折り姫」掲載
週刊ヤングジャンプ増刊『漫革』vol.33「マコちゃんのリップクリーム」掲載
2003年
2004年     ビジネスジャンプ4号〜「スパル・たかし」連載中
ヤングジャンプ21・22合併号「インセクトS」掲載
ヤングマガジンアッパーズ10号「くの一児童あこがれちゃん」掲載
2004年
単行本なし 「純情パイン」全1巻 (集英社 ジャンプコミックス 2001年4月
「少年エスパーねじめ」全2巻
(集英社 ジャンプコミックス 2002年8月・10月)
「アイドル地獄変」全1巻 (集英社 ヤングジャンプコミックス 2003年12月)
単行本
Q.描きはじめてから『純情パイン』連載にいたるまでの道のりを教えてください。
A.…(前略)そうして、とうとう私は投稿をはじめて10作目にあたる作品『純情パイン』で、ジャンプさんの赤塚賞準入選をとれたのでした。(後略)…
(「SWITCH Vol.19 No.11」尾玉なみえインタビュー 尾玉さんへの23個の質問 より)
 「SWITCH」インタビューは立ち読みをして笑いが堪えきれなくなるタイプのものでしたので、読者を楽しませるためのものだろうと思われ、内容を全面的に信じたわけではなくひょっとしたら全部嘘かもしれないし、半分ぐらいは本当のことも書いてあるかもしれない程度の気持ちで読みましたが、この<投稿をはじめて10作目にあたる作品『純情パイン』で>のくだりでは「この数字は本当のものなのかしら?」と気になり、もしかしたらこの一覧表に載せた以外にも新人賞を受賞しているのかもしれないなと少し思いました。
 ヤンマガ初掲載で連載(全6回の短期集中連載)ということは、ちばてつや賞も受賞しているのかもしれないし、ヤンマガの増刊号に描いていたこともあるのかもしれませんね(連載第1回の巻末コメントに「ヤンマガに載せて頂き感謝してます。」とあり、これがヤンマガ本誌では初掲載に思われます。同じく第1回の巻末コメント「これで母の血糖値も少しさがると思います。」とあり、「SWITCH」インタビューにあった両親の不仲で母親と二人暮しをしていて、その母親が漫画で一発当てるよううるさいというくだり読んだ時にこれを思い出しました)。



 さて私が何を言いたかったかというと、尾玉先生に作風と絵が良く似ていて、「尾玉なみえ」のアナグラムのペンネームである三枝まなお(過去のあだ名は「オナップ」)とおなまだ絵美という新人漫画家が過去にいたということだけです。結論も何もあったものじゃありません。

 途中で私なりの結論を読んだ方がいらっしゃいましたら、それはきっと気のせいです。見間違いです。
 三枝まなおとおなまだ絵美の漫画を読んでみたいという、東京近郊で20歳以上(18歳以上20歳未満の学生は要相談)の方は、国会図書館で閲覧することをお薦めします(早稲田の現代マンガ図書館でも読めるかもしれないけれど、時間がかかってもこちらの方が安上がり)。ご自分の目でお確かめ下さい。


 アタイ、何にも見てないよ!!
 だってなみえたんは、「純情パイン」のコミックスに載ってた写真の22歳のキュートで母親思いの女の子なんだもん!!
 博学でミステリアスで、ちょっぴり変わった女の子なんだい!!


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